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介護士は何歳まで働ける?何歳から再就職可能?将来性は?
現在ストレス社会と言われていますが、社内では待遇面の悪さ、過酷な労働、嫌がらせ、いじめなどが原因で退職し、再就職することで新しい人生を切り開こうとする人も多くいるようです。
もちろん、介護業界でも退職を希望する人もいますが、短期間しか働いていなかったり、年齢を重ねていると転職には不利な材料と考え、再就職を躊躇する人も少なくありません。
このように再就職を希望するにも拘らず、行動に移すことができない人には以下の様な疑問がありそうです。
● 「介護士って体力勝負だけど・・・何歳まで働けるのかな・・・」
● 「今の職場はきつい・・・介護士の再就職って年を取ると厳しい?」
● 「介護業界に将来性があるなら介護士に再就職してもいいけど・・・実際どうなの?」
● 「年齢がマイナス要素にならない転職先ってある?また転職方法は?」
出来るだけ速やかに退職に踏み切った方が良いケースもありますが、上記の様な疑問が解決しないと、なかなか思い切った行動を取ることができないのかもしれません。
そこで今回は介護士は何歳まで働けるのか?という点を詳しくまとめていきたいと思います。
もし、あなたも同じような悩みを抱えているようでしたら、是非最後までお読みになり今後の参考にして頂ければと思います。
介護士は何歳まで働ける?まとめ
比較的重労働が多い介護士には、どうしても「いつまで続けられるだろうか・・・」というような不安が付きまとってしまうようです。
もちろん介護の仕事をしたことがない人でも、介護は大変だというくらいは分かっていますから、介護士への再就職は何歳まで大丈夫なんだろうと自然に思ってしまいます。
介護業界の職種別平均年齢はどれくらい?
公益財団法人介護労働安定センターの統計調査によると、介護業界の職種別平均年齢は以下の様な結果になっています。
- 社会福祉士(生活相談員) 40.1歳
- 介護福祉士 37.7歳
- 生活支援専門員(ケアマネ)47.3歳
- 介護職員 41.7歳
- 訪問介護員(ヘルパー) 51.0歳
- PT・OT・ST 36.2歳
- サービス提供責任者 47.1歳
- 全体 45.0歳
※5,345事業所で介護労働に従事する者77,897人の状況
出典:公益財団法人 介護労働安定センター 平成22年度介護労働実態調査結果について
上記データから、介護士(常時直接介護を行う者)だけを抽出すると・・・
- 介護職員 41.7歳
- 訪問介護員(ヘルパー)51.0歳
このように直接介護を行うにも拘らず、意外と平均年齢は高め!もちろん平均ですから更に年配の人も介護士として従事していることが分かります。
介護士は何歳まで働ける?まとめ
前項のデータから考えると、幅広い年齢層で従事することが可能!確かに他業界からの転職など、介護業界は中高年を中心に中途採用が多いことを考えれば予想通りの数値とも考えられます。
また事業所によっては60歳を超えた人が何人も在籍している場合もありますし、最終的には各事業所の「個々の負担を軽減させる工夫」次第と言える部分が多いのではないでしょうか。
ですから、何歳まで働けるのかというよりも、自分の年齢で働ける事業所はあるか?という考え方にした方が再就職先を見つけやすいかもしれません。
介護士は何歳から再就職可能?まとめ
どんな年齢層でも働けるようですが、事業所側に立って考えてみると若い人から優先的に採用する可能性も否定できず、再就職に不安を感じてもおかしくはありません。
では実際介護士は何歳まで再就職可能なのか?について詳しくまとめて行きたいと思います。
求人にはどんな年齢で募集している?
ハローワークなどネット上で求人検索をしたところ、他業界に比べ「○○歳以下※長期キャリア育成の為」という記載は少なく以下の様な内容が多いことがわかりました。
● 不問
● 64歳以下
● 59歳以下
● 18歳以上※労働基準法等による年齢制限
このようにかなり幅広い年齢層を対象にしていますから、必ずしも年齢がマイナス要素になるとは限らないようです。
また求人の備考欄には、次のような記載もあり人材確保に向けて各事業所は福利厚生なども充実させてきています。
● 就業時間は希望に応じます
● 資格取得補助金制度、資格取得支援制度
● 前職の給料を考慮
● 再雇用制度有り
介護士の将来性は?
どんなに再就職しやすいといっても、先が細く将来性がなければ再就職もちょっと躊躇してしまうのではないでしょうか?今あなたが求めているのは現在の年齢で再就職できて将来安定しそうな職場だと思います。
この点において介護業界はかなり安定した業界、今後の超高齢社会と介護職員の人材不足は深刻さを増していますから、もしかすると今以上に給料や待遇が良くなる可能性も秘めているかもしれません。
前項で紹介した求人の年齢層からも分かるように、今や売り手市場ですから根気よく探していけばきっとあなたに合う再就職先が見つかるはずです。
良い再就職を叶える為のコツとは?
たとえ年齢制限がなかったとしても、働いてみたら求人と違う!とか予想以上に重労働が多いといった再就職の失敗事例もあります。
このようなことにならない為には、ある程度事前に調べることが重要、そして調べ方を工夫していく必要がありそうです。
求人内容をしっかり確認する
どうしても給料や就業地ばかり気にする人も多いようですが、その他の部分もしっかり確認しておきましょう。
例えば、
- 仕事内容
- 勤務時間相談可なのか?
- 資格取得を支援しているか?
- 福利厚生の充実度
いかにあなたの身体に負担が掛からないかは大切な選定基準、今後長く働く為にも確認は重要です。
疑問に思うところは聞いてみる!
少しでも疑問に感じるところがあれば、事前に聞いておく必要があり!もちろん面接時でもOKですが、あまりしつこく聞いてしまうと採用担当者に警戒されてしまうので注意しましょう。
調べたり、聞いたりするのが苦手な人は?
代理で調べたり、聞いてくれる人がいればベストですが、ハローワークや求人誌、広告ではあまり積極的にバックアップしてくれるとは言えないかもしれません。
このような場合は介護専門転職サイトがオススメ、サイトに登録し専任コンサルタントを活用すればあなたとのヒアリング結果を元に積極的に動いてくれます。
ここまで介護士は何歳まで働ける?をテーマにまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?介護士自体は意外と年齢層が広く再就職先としては安心で将来性にも不安がないように思えます。
しかし、すぐに再就職ができたとしても、仕事内容がきついようでは介護士を続ける事ができませんから、年齢制限がないからといって安易に再就職先を決めるのは控えておく必要があります。
介護業界にはたくさんの求人がありますから、将来に不安を感じない事業所に就けるよう上手に再就職先を探していきましょう。
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